少し前のことになりますが、日立、英ウェールズの原発建設を凍結決定という話がありました。英西部ウェールズで計画してきた総額200億ポンド(約2兆8000億円)の原発建設でありますが、色々勉強になる事もありますし私のような素人がどうしてこういう結果になったのか?というのは結論が出てからでないと解らない事も多いです。
イギリスにカリリオンというゼネコン大手イギリスでは2位と言われている会社が、2018年に破綻をしてしまっています。イギリスは嘗ての日本とよく似ていて、小さい政府というのとよく似ているように思います。日本もゼネコンはこれまでの談合体質から、入札によってより安い工賃で公共事業をやってもらえる企業が、公共工事を受注するという方法を取ってきました。ところが、予算配分を間違えたりあまりに安い工賃だと会社は赤字経営となっていきます。様々な要因たとえば、今回のコロナの影響なので、人件費をどうするなどの問題が発生した時に、すでに落札した金額内でそれをしようとすると破綻をしてしまうという事になります。その分ある種多めの予算が組まれていた嘗てのやり方とは、日本も公共事業の成りてが不調となって表れている事を聞きます。イギリスも、こうした事からなるべく安い経費で公共事業をやろうとしている事なのだとは思います。

今回原発の撤退は3000憶円の損失を現経団連の会長である中西 宏明氏が、撤退を決断しましたがその要因はなんなんだろうと調べていくと、まさにこの人件費も費用に含まれていった事にあるのではないでしょうか?日本ではなかなか原発事故後、原発による投資は難しくやはり海外での投資という事になり、イギリスは安く海外の公共事業を請け負ってもらいたいという狙いが合致したのだろうとは思います。候補として中国もあったようですが、日本を取ったという形ですがそれも結果頓挫したという事ですね。どうも工賃の経費とはなんぞやと調べてみると、この人件費が問題だったように思います。

海外の投資というのは、他の生産物と違ってとりわけ公共事業というのはその国の事業まで考慮する必要性があるのだろうと、私は今回の日本企業がやってしまった失敗に大きな教訓があるように思います。投資という事をもとに色々、日本以外の事もしっかり学ぶ機会になったように思います。日本はこれから途上国にこれからも投資を活発にしていくとは思いますが、国の事情をよく観察することが重要じゃないでしょうか